「玉電」の色が残る、東急世田谷線に乗車

東急世田谷線 三軒茶屋駅今夜は仕事の後に、東急世田谷線沿線にて諸用があったため、東京メトロ半蔵門線から東急田園都市線の三軒茶屋まで行き、そこから東急世田谷線に乗車しました。
東急世田谷線は「玉電」こと東急玉川線の「生き字引」的な路線で、以前は玉川線(渋谷~二子玉川園(現:二子玉川)間)の支線(下高井戸線)として接続していましたが、玉川線が廃止されて代替バス運行を経て新玉川線(現:田園都市線)が地下線で開業したことで、完全に独立した路線になったのです。また、運賃も東急田園都市線からの乗継という形にはせずに、路面電車と同じ線内完結の全区間均一制となっています。
乗降ですが改札がある駅を除き、乗務員がいる一番前と一番後のドアが乗車口で、真中の2箇所が降車口です。早速、乗車しましょう。
路面電車と同じく、始発・終着駅は単線で、その他は複線となっています。夕ラッシュということもあって、車内は結構混んでいました。でもって、ほとんどの駅では左側のドアを開けますが、下高井戸駅だけは駅構造のためか右側のドアを開けます。沿線周辺では、それほど音は大きくなくて、静かにコトコトと走ってるというイメージですね。全区間10駅・約5kmを約17分で結ぶ、都心の小さな電車のお話でした。