みなさんは、ステーキハウスと言えば何をイメージするでしょうか。高級志向でテーブルに座って、じっくりと味わうというのが普通ではないでしょうか。御馳走という言葉も合いそうな、上流なお食事ですね。
ところが、そんなイメージを180度ひっくり返したステーキハウスが、東京を中心に次々と開店しています。それが「いきなり! ステーキ」(写真上)なのです。
なんと、椅子無しカウンターの立ち食いスタイルで、平日昼のランチタイムを除けば、基本的には肉の重量で価格が決まるという「オーダーカットシステム」です。まず、入店して任意のカウンターに行きます。そこにある番号札を持って行き、肉カット場に行きます。そこで、肉の種類、量、焼き加減を言います。肉の種類によって1g当たりの価格と最低限量が決められており、ヒレは200g以上、他の肉は300g以上を頼みます。これだけの量を出すのは、厚切りを召し上がっていただくための配慮なのです。また、肉の味を堪能するためにレアがオススメだそうです。
さて、私ですが赤坂で用事があって、そのついでで赤坂通り店に寄りました。一番安いリブロースステーキ(1gあたり6円)を500gかつレアでオーダーして、カウンターに戻った後に、サイドメニューのライス・サラダセットを追加しました。
サラダを前菜に、ステーキが来るのを待っていました。そして、紙エプロンをして数分後に待望のステーキが来ました(写真下)。そして、少ししてからライスが来ました。
結構な量なので、食べごたえは十分にあります。カウンターにあるステーキソースをかけると「ジューッ!!」とはねまくりました。レアなので、肉を食べた感は十分を通り越しています。ちなみに、私はサイドメニューを頼みましたが、サイドメニューなしで、ステーキだけを食べる客も結構いるそうですよ。まあ、炭水化物がほとんど無いので「肥満対策」と言うそうですが、今度はヒレでも頼もうかと思います。量もどれだけにするか、考えています。
なお、108円で「肉マイレージカード」が発行され、食べた量が加算されて合計量に応じて特典が付くそうです。