最近の電車の塗色

都営大江戸線の新塗色「電車の塗色」と言われると、新型車は基本的に「色を塗る」のではなく「ラッピングする」のが主流のようですが、たいていが窓下にストライプを引いていますね。
写真は都営大江戸線ですが、最近は「窓下」ではなく「窓の高さ」や「ドアに沿った」塗色になりつつあるようです。これには、理由があります。写真でお分かりですが、ホームドアを設置する駅が増えたことで、窓下では色が識別しにくくなっているからです。もちろん、ホームドアの中には窓付きがありますが、初期のホームドアは窓無しがほとんどです。
そこで、ホームドアがあっても識別できるようにするために、塗色の配置が変わったのです。JR東日本山手線の新型車であるE235系が「ドアに沿った」塗色になっているのも、このためです。今後どうなるか分かりませんが、楽しみになってきませんか。