IC乗車券でスイスイ乗り継ぎ

東京メトロ丸ノ内線池袋駅の改札東京の地下鉄の乗り換えは、場所によっては改札を通って行かなくてはならない場合があります。東京メトロと東京都交通局(都営)の乗り換えは基本的に改札外乗り換え(九段下(半蔵門線と都営新宿線)と白金高輪(南北線と都営三田線)を除く)であるし、東京メトロ同士や東京都交通局同士でも、改札を挟んで乗り換えなくてはならない場合があります。
他の地域の地下鉄では考えられないことですが、地下鉄を運営している法人が2つあり、地下通路が複雑に入り組んでいる東京では珍しいことではありません。
写真は、東京メトロ丸ノ内線池袋駅の改札口ですが、ここから副都心線であれば丸ノ内線の終端側を、さらに西側へ進んでエスカレーターなどで下って行けば改札を通らなくても乗り換えができます。しかし、有楽町線は他の2線と構内通路でつながっていないため、改札を出て乗り換えなくてはなりません。切符の場合、乗車駅・日時・運賃しか情報が無いため、ここで下車するのか乗り換えるのか判断できません。そのため、乗り換え用として「オレンジ色の改札」があり、通ると切符が出てきます。他の改札を通ると切符が回収されてしまいます。では、ここで下車するのにオレンジの改札を通った場合はどうなるか、と言うと切符が出てきますので、その先にあるオレンジの切符回収ボックスに入れれば良いだけです。
で、本題のIC乗車券でオレンジ色でない改札を通って出て、同駅の構内通路でつながっていない線の改札を通ったらどうなるか、と言うと乗り換え扱いとなり新たに引かれる事はありません。その点は、IC乗車券は便利なのです。しかも、東京メトロの切符売り場でのIC乗車券のチャージは10円単位なので、小額しか持っていなくても大丈夫です。但し、改札を挟んだ乗り換えは30分以内ですので、それを超えてしまったら下車扱いとなりますので注意して下さいね。