東京メトロ東西線 九段下駅のホームドアが本稼働開始

東京メトロ東西線 九段下駅ホームドア(西船橋方面)昨年10月に、東京メトロ東西線の九段下駅にホームドアが取り付けられた件は、以前の記事にも書いていました。あれから、約3ヶ月半が経過して周辺装置や配線等も完了して、先週の昼には先行して試験稼働させておりました。そして、ついに本稼働の時を迎えました(写真上が西船橋方面、写真下が中野方面)。
東京メトロ東西線は、車両によってドアの位置が等間隔になっていなかったり、混雑率が最も高い路線の特性上でドアが特別に大きく作られている等、普通のホームドアではカバーできないことから大開口型が採用されています。中野方面ホームの後2両分に試験的に導入して、さらに今回の本運用向けの取り付けが行われて以来、本格的な稼働の時を待っていました。

東京メトロ東西線 九段下駅ホームドア(中野方面)本運用のホームドアは、上と下に東西線のカラーであるスカイブルーのストライプがシーリングされており、収納部を含めて、どの路線のホームかが一目で分かるようになっています。それは、来月稼働予定の同じく九段下駅の半蔵門線ホームドアも同様に、紫のストライプがシーリングされております。
発車メロディーは、車掌の手持ちの小型スイッチによって行われ、ホームドア開閉は電車ドア開閉に準じてセンサーで作動するようです。また、ホームドアが完全に閉まる直前に「駆け込み乗車は、おやめ下さい」と注意アナウンスが行われます。かなり改良されているのですね。
ちなみに、高田馬場駅や早稲田駅も取付準備が行われているので、年内にも取付・稼働すると思われます。