S-TRAINで横浜に出かける

渋谷駅からS-TRAINに乗車年末年始の帰省が終わっても、また3連休があります。そこで、また座席指定の列車の旅をすることにしました。今度は、翌日に横浜で諸用があるために、中華街に行ってから一泊して行こうということで、そのついでに乗車することにしました。
さて、東急東横線・みなとみらい線に直通する座席指定列車と言えば、西武鉄道の「S-TRAIN」(写真上)です。休日ダイヤでは、西武鉄道から東京メトロ副都心線、東急東横線・みなとみらい線を経て、元町・中華街まで直通します。しかし、距離が長く始発は飯能または西武秩父であるため、全区間乗車は困難ないし不可能です。そこで、都営バスで渋谷駅に向かい、渋谷から午前便の「S-TRAIN 2号」乗車することにしました。乗降は、各車両1ヶ所のみです。渋谷からの停車駅は、自由が丘、横浜、みなとみらい、元町・中華街です。

S-TRAINの座席到着は10時14分と早めで、4分も停車します。乗車後に少しして、10時18分に発車です。座席の窓側下にコンセントがあり、モバイル機器等の使用・充電が行なえます。意外なのが、電源が首都圏の車両にもかかわらずに西日本と同じ60Hzというところです。また、車内Wi-Fiも提供されているので、ネットも不自由しません。
便数の多い東急東横線を走るので、停車駅の少ないS-TRAINは途中の中目黒、武蔵小杉、菊名で運転停車を行います。時間を潤沢に使いながら、移動するのも贅沢かも知れません。横浜に着くと、半数の乗客が降ります。ここからは、みなとみらい線です。次のみなとみらい駅で、降車に手間取る客がいました。ドアが1ヶ所しか開かないため、慌てたのでしょう。ギリギリで間に合ったようです。そして、定刻の10時53分に終点の元町・中華街に到着しました。ここでは、全てのドアが開きました。到着後は回送され、車庫に引き上げます。ロングシートにしての運用は、行わないということでしょう。