クレジットカードのショッピング枠現金化は絶対ダメ!!

カード現金化店舗街中を行くと、小さな看板や広告が出ていますね。その中には「クレジットカードのショッピング枠現金化」なるものがあります。度胸のある業者だと、写真のように堂々と貼り出しています。結論から言えば「絶対に利用してはいけません!!」 手を出したら破滅への道を歩むのみです。
まず、クレジットカードの仕組みについて簡潔に言うと、いかなるカードでも無制限に使えるわけではなく、上限金額が設定されています。これは、所得や与信などによって金額が変わりますので、一概にいくらであるとは言えません。
さらに、商品を購入するための決済用として使われるショッピング枠」と、現金を借りたいときに引き出すための「キャッシング枠」があります。もちろん、これらにも上限金額や年利が設定されています。中には、キャッシングとして全く使えない「ショッピング枠」のみのカードもあります。
問題は、本来であれば商品を買う目的の「ショッピング枠」を、あたかも買い物をしたかのように装って現金に換えることが行われているということです。これが「クレジットカードのショッピング枠現金化」です。
なぜ、このようなことが行われるかというと、以下の事が考えられます。

1.「キャッシング枠」が無いか上限まで使い切ったために、「ショッピング枠」しか残っていない。
2.年利が「ショッピング枠」の方が「キャッシング枠」より低いため。

言うまでもありませんが、これは「違法行為」です。業者が合法と言っていたとしても、絶対に信用してはいけません。手を出したらどうなるか、以下の事が考えられます。

1.さらに借金を重ねるため、返済がより困難になる。
2.カード会社との約款を破ることになり、即刻契約解除で一括返済を請求される。
3.仮に破産したとしても免責にならない。

カード会社にバレないだろうと思ったあなたは、アサハカです。カード会社は利用状況を常時チェックしており、通常の決済とは異なる不自然な決済が行われようものなら、本人に確認の電話が入るか、決済元のチェックが行われます。そして、決済元が何を取り扱っているのか調査し、違法取引であることが発覚したら契約違反で契約解除となって、残高の一括返済をしなければならなくなります。とにかく、不正は必ずバレます。詳細は、「クレジットカードのショッピング枠の「現金化」の誘いに注意」をご覧になると良いでしょう。