水曜勉強会『私の歩いてきた道』

2014年最後のNecco 水曜勉強会は、映像を流して意見交換するスタイルではなく、精神障害、発達障害の女性当事者2名の体験発表ということで、プレゼンテーション形式で1人30分ずつ行われました。
精神障害当事者の一人は、第1回リリー賞(精神障害者自立支援活動賞)を受賞された方です。実を言うと、彼女の発表によりNeccoつながりのある発達障害当事者の発表者が、自分のこれまでを考える有意義なきっかけとなり、感動と勇気ももらったのを機に、今回一緒に発表する機会が得られて『私の歩いてきた道』発表会に至ったというわけです。
彼女たち曰く、誰かの体験談は自分のこれまでを振り返り、考えるきっかけや気づきになると思っています、との事で再度あるかどうか分からない、貴重な機会でありました。
精神障害・発達障害であるにもかかわらず、理解もされず、苦しめられて、異常行動まで起こし、ようやく障害であることが判明して現在に至っているという、普通では到底考えられない人生を歩んできたということが、伝わってきたひとときでした。
終わった後は、一部は見解が異なるものの本当に考えさせられました。私も苦しい人生を歩んでおりましたが、それ以上に壮絶な歩みを経て来ていると思わずにはいられませんでした。