相模原事件について

相模原事件の記事本日未明に発生した、神奈川県相模原市の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」での殺傷事件は、障害者を支援する立場である私たちに、極めて大きなショックを与えました。
元職員が19人を刺殺した上に、「障害者なんていなくなればいいと思った」と供述しているとのことです。これは、「到底許されない」では言い足りぬほどの暴挙極まる出来事であり、断罪されなければなりません。
私は、障害当事者の一人として、支援員として、容疑者への極めて強い非難を突き付けると同時に、障害者と接することについて改めて問われた出来事であると認識しております。障害を持った方々が共存して、社会で活躍する場を構築することは重要です。それなのに、障害者排除の悪夢が現実に起こってしまったことは、心を痛めるのを通り越して語る言葉を失うほどのことです。今回の事件で、より一層生きづらさが加速されれば、社会にとって大きなマイナスであると断言しても過言ではありません。
最後に、犠牲者の皆様の冥福を祈ると共に、負傷者の方々の一日も早い回復を願うばかりです。