
5年前までは、東急田園都市線・東京メトロ半蔵門線・東武スカイツリーライン・東武伊勢崎線(久喜以南)・東武日光線(南栗橋以南)を、普段通りに走っていた昭和後期から平成初頭にかけて製造された、東急のオールステンレス電車である8500系、当時は爆音電車と言われて走行音の大きさが目立っていたようでした。
しかし、田園都市線のニュースタンダードトレインと言うべき最新鋭車の2020系が登場し、とどまることなく増備されていくにつれて、8500系が徐々に引退していきました。廃車された後は、地方私鉄や海外で第二の人生を駆ける幸せな車両がある一方で、解体されてしまった無念な車両もあります。そして2022年2月現在、今もなお現役で運用に就いているのは2編成のみとなりました。8631FとBunkamura仕様に塗装された8637Fです。
現時点では存在していませんが、かつて東急田園都市線の車両の中には8500系に限らず東武線への乗り入れが出来ない「サークルK(マルK)」の編成がありました。8500系の中にも、そういった編成がありましたが、前述のように現在は全て廃車されており、現役である前述の2編成は東武線への乗り入れが可能です。現在は、朝に時々見かける程度ですが、運用区間が長く編成数が少ない今では、レアな存在と言えましょう。
完全引退へのカウントダウンが迫っている中で、あと何回見かけることが出来るのでしょうか。この写真が、貴重な存在になるのは間違いないでしょう。

